子犬や子猫も人間と同様に、乳歯から永久歯に生え変わります。
生え変わりに関しての情報をぜひご覧ください。
歯の生え変わり
子犬や子猫は、生後数ヶ月で大きく成長します。
その成長の過程で、
乳歯から永久歯へと歯が生え変わる時期を迎えます。
歯の生え変わりは、
子犬や子猫にとって自然な成長過程ですが、
飼い主さんにとっては心配な時期でもあります。
歯が生え変わる時期には、
下記のような症状がおこりやすいので注意しましょう。
乳歯遺残
◉乳歯が抜けずに、
永久歯と重なってしまうこと
◉歯垢や歯石がつきやすくなり、
歯周病の原因となります
◉乳歯の抜歯や外科矯正が必要な場合もある
不正咬合
◉歯並びの乱れ、噛み合わせが悪い状態
◉食べ物をうまく噛むことができず、
消化不良や栄養不足を引き起こすリスク
◉顎の関節に負担がかかり、
痛みや腫れを引き起こす
子犬や子猫の歯の生え変わりは、
生後5か月~7か月の間に起こるといわれています。
不正咬合や乳歯遺残になってからの受診は、
抜歯や外科矯正が必要になる場合も多くあります。
子犬や子猫に歯の生え変わりの症状が見られたら、
一度病院を受診するようにしましょう。