1年で一番寒さの厳しい時期になりました。
冬は動物たちにとっても、体調を崩しやすい季節です。
今回は「冬に気をつけたい犬猫の病気と健康対策」をテーマにお届けします!
冬に注意が必要な症状・疾患の例
冬に犬猫が起こしやすい症状や疾患をランキングでまとめると・・・
1位 泌尿器系のトラブル
2位 関節や筋肉の不調
3位 心臓など循環器の不調
4位 感染症・伝染病
5位 咳・くしゃみなどの呼吸器症状
このような症状・疾患はなぜ冬に多くなるのでしょう。
それは、気温の低下や乾燥などにより感染が起きやすい環境であること、また、同じ理由で鼻や喉の粘膜が弱まり、感染しやすくなること、また運動量の低下や血行が悪くなることで筋肉の衰えや関節に負担がかかること、などが考えられます。
温かい室内との寒暖差により血管や心臓に負担がかかることもあります。
以上のことより、冬によくみられる症状や疾患のほとんどが、気温の低さや乾燥によって引き起こされていることが分かります。
では、飼い主である私たちはどんなことに気をつけてあげたらよいのでしょう。
冬の犬猫健康対策
おすすめ暖房器具
先ず、部屋の温度は適切に保ち(20℃~25℃)寒さから身を守る工夫をしましょう。
人の場合の部屋の適温は18℃以上とされていますので、「人よりもやや高め」と覚えておくとよいですね。
特に仔犬や仔猫、短毛種は寒さに弱いため、少し高めの温度が推奨される場合があります。そこで、動物にやさしい
おすすめの暖房器具を解説しましょう。
①ペット用ヒーター(低温設定・安全センサー付き)
この器具の特徴は、ペットの体温に合わせた温度設定が可能なこと、転倒時に自動オフする安全装置付きのものが多いこと、
直接暖めすぎず、長時間使いやすいことです。ケージ内やベット周りのスポット暖房として最適。子犬・子猫・シニアの子など寒さに弱い子におすすめです。
②パネルヒーター(遠赤外線タイプ)
特徴は、じんわりと暖かく、乾燥しにくいこと。赤外線で身体を芯から温めること。表面温度が低く、触れても火傷しにくいことです。室内を優しく暖めたいときや、温風が苦手な子、呼吸器が弱い子におすすめです。
③セラミックファンヒーター(安全装置付き)
特徴は、速暖性が高く、部屋全体を温めやすいこと、安全装置を搭載している商品が多いことです。
広めの部屋を暖めたいときや足元を早く暖めたいときにおすすめです。
選び方のポイントは、まず、お家の子にあったものであること。例えば、身体の大きさ。小型犬や猫であれば、ホットカーペットやヒーターマットが安全で温度も優しく、適していますし、中型犬には出力のあるヒータータイプが暖かさが調整できて便利です。また、ケージ内、ベット下、リビングの床など暖めたい場所に合ったサイズと形状を選ぶと効果的です。
また、安全性も考慮して「加熱しすぎ防止」や「コードの噛み対策設計」があるものを選ぶとよいでしょう。
暖房を使うと、空気が乾燥しがちなので、室内の加湿も大切です。乾燥は呼吸器系のトラブルを招くことがあるため、加湿器などで適度な湿度を維持しましょう。(40%~60%)ただ、湿度が高すぎるとカビやダニの原因になるので、湿度計を併用して管理するとよいと思います。また、加湿方式は、超音波(冷ミスト)式であると火傷の心配がないのでお勧めです。
ペットが倒したり、噛んだりしないよう、安定した場所に設置しましょう。
食事と飲水
食事についても、適切な栄養を摂取させ、体力を維持することが大切です。食欲や体重の変化は体調のバロメーターになります。日頃からこまめにチェックしておきましょう。
また、冬は水分の摂取も少なくなりがちです。特に猫は泌尿器のトラブルにつながることがありますので、新鮮な水を用意し、器なども工夫して「水分を採りやすい」環境を整えましょう。ドライフードをウェットフードに替えてあげるのも一つの方法です。
運動
冬のお散歩は防寒をしっかりと。寒暖差を考えて早朝や深夜を避けて日のあるうちに、時間は短めにしましょう。
運動量が少なくなりがちですので、室内での遊びを通して、しっかり運動量を確保してあげることも大切です。
ホームドクターは心強い味方
冬場の健康対策に気をつけていても、体調に変化が起きてしまうこともあります。
食事の食べ方、量、飲水量、排尿や排便の状態、歩き方や活動量などを日頃から観てあげましょう。少しでも「いつもと違うな。」と思ったら、愛犬、愛猫の体調変化のサインかもしれません。気になる変化があった時は、動物病院に相談してみましょう。日頃から定期的に動物病院に通っていると、診察や検査の結果などで客観的に動物の変化に気づき、病気を早期に発見できたり、治療がスムーズに進めたりすることができます。
特に好奇心いっぱいの子犬子猫の頃は、動物病院に慣れるチャンス!
ぜひ、定期的に通院しておうちの子のホームドクターをつくってあげてください。
動物病院はあなたとあなたの大切な家族を守る強い味方です。
冬場の厳しい季節も、おうちの子が元気に過ごすことができるよう、私たちがサポートさせていただきますのでお気軽にご相談ください。